似合うを知ると世界を救う!?
石油業界の次に環境負荷が大きいとも言われるファッション業界。
ラナ・プラザ崩落事故によって、その業界が抱えるさまざまな問題は、たくさんの人に知られるようになりましたね。

もちろん、洋服を作る過程で起こる水質汚染。
海外の工場で、長時間・低賃金の労働に苦しむ人々。
低価格の洋服に使われる素材や染料など、私たちの身体や環境への影響が懸念されるもの。

考えさせられることは、まだまだたくさんあります。
そして私たち日本人も、物価高に悩まされる今。
このことによって、より安価なファストファッションへ向かう流れが、さらに強くなるのではないかと思う今日この頃です。

前回のブログでもお伝えしたように、「捨てること」も大きな問題のひとつ。
先進国で不要になった大量の衣類が途上国へ送られ、その処理が現地に押し付けられてしまい、古着の山が大きな問題となっています。
私は、たとえ価格が安い商品であっても、長く着続けることができれば、それもひとつのエコだと思っています。
もちろん、フェアトレードを軸にしたエシカルブランドを選ぶことも、自分で決められる大切な選択肢のひとつ。
でも、長く着るためにまず大切なのは、
「自分が好きであること」
「自分に似合っていること」
「着ていてワクワクすること」
なんじゃないかなと思うのです。
なぜなら、そういう服には自然と愛着が湧くから。

好きでもない。
似合ってもいない。
そんな服は、「安かったから」という理由だけで買ってしまうと、結局あまり着ることなく、手放してしまうこともあります。
例えば、毎年お洋服を1枚買い替えていた人が、同じ服を2年間着ることで、温室効果ガスの排出量を約2割減らせるとも言われています。
だから、服を選ぶときに、
「この服をこれから何年着るだろう?」
「どれくらいお気に入りになれるだろう?」
そんなことを少しだけ考えてみる。
選ぶ基準をほんの少し変えるだけでも、私たちが住む地球の未来は変わっていくのかもしれません。

先進国としての責任。
もちろん、政府や世界中の有識者の方々が取り組んでくださっていることには、私自身も感謝しています。
でも、その大きな活動に直接参加できなくても、私たち一人ひとりが今できることはあります。
ひとつの大好きな服を長く愛すること。
「一生着たい」と思えるくらい、自分に似合うものを選ぶこと。
そんな気持ちでお洋服を購入することができたら、
ほんの少しずつでも、未来は変わっていくのかもしれません。

だから私は「似合うを知ること」は、
ただおしゃれを楽しむためだけではないと思っています。
自分に似合うものを知って、
大好きな一着と出会って、
それを長く大切に着る。
それも、私たちができる小さな地球への優しさなのかもしれません。
あなたにとっての、
最高のお洋服との出会いを体験してください。

あなたは今日
どんな服を
手に取りますか?

